ジャバラ（互い違いの溝）　特許第5685705号 意匠1595814号

　４分割組立精度＋ねじれ防止とルート出し一発解決、コラムに差し込むだけの一体型

（Ｒ内ジャバラの場合）

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　平面ジャバラ　　　　　　　　　 　　　　　　　　　
　　　　     　※ジャバラとは互い違いの切り込み溝のことです。

　２方向の伸縮で、コラムメーカーごとのＲ精度を出すことを目的にしています。（コの字　以上の組立精度）

　最大３Ｒ相当、隙間を小さくします。⇒コラム板厚9mm,12mm用ならハンドベンド裏当金相当の組立てができます。

　コの字の裏当金では不可能なコラムサンプルに対しての検品を製品出荷前に行っています。

あらかじめＲ寸法を通常の−１〜２ｍｍ鋭角に、内径寸法を通常の＋１ｍｍで製作いたします。




　　　　　　Ｒ内ジャバラ

縦横４方向伸縮でほとんどのコラムメーカーに対応させ、同時にＲの先端を削る心配も無くなります。ツメ付の場合、通常は万力を使用せず軽くハンマーでたたきながらコラムに差し込みます。

ジャバラ付き裏当金は溝をはさんで伸び縮みします。

伸ばす場合の使用方法

シャコ万力でコラムへ３方向に締め付ければ裏当金が伸びて隙間が解消されます。

平面ジャバラの場合はジャバラ付近のシャコ万力を弱めに押さえるのがコツです。

※溝が大きく開いた場合はコの字使用時と同様な組立溶接が必要です。（溶融金属抜け防止対策。）

 

縮める場合の使用方法

あらかじめハンマーでたたいて縮めるか、裏当金を差し込むよう斜めにハンマー

でたたいて下さい。先のとがったポンチをハンマーでたたいても伸縮可能です。

　　ジャバラ付スリットの場合は地面に垂直に軽く落とすだけで、自重で作用します。

※強くたたくとねじれる場合がありますので注意して下さい。

 

※組立溶接の位置と強度に注意してください。

Ｒ内ジャバラ、平面ジャバラともに一体型550角用までです。