インセッター
精度の向上+経済性、インセッターは裏当金取り付け補助材です。
今日まで、裏当金をどれだけ正確にコラムに取り付けられるか研究・開発され,さまざまなものが製品化されてきました。しかしながら、実は、最終的にどれだけ正確な製品(柱)に仕上げる事ができるかが一番大切なことではないでしょうか。
インセッターは、目的に合わせた裏当金との併用でさらに効率的に正確な製品に仕上げる事が可能です。
※インセッター使用許可を国土交通省に確認しています。
インセッターを使用すると精度の高い柱を短時間で組み立てることができます。
インセッター
インセッターを使用すると・・・
コラム断面が垂直に切断されていない場合や柱大組時の寸法調整、ダイヤフラムと裏当金間の隙間解消のために裏当金をスライドさせる(裏当金をコラムに仮止めしないため)ことができるという最大のメリットがあります。
インセッター使用にはさまざまなメリットがあります。
1 見える場所を溶接する方法だから簡単、アンダーカットを防ぎ確実に。シャコ万力を使用しない簡単な工法。
2 ルート幅出しが簡単。柱大組時には裏当金をスライドさせて、柱シャフトの寸法・垂直度を調整し正確な柱に 修正。(アジャスト機能・溶接後の柱の曲がり対策。)
3 丸パイプへの使用も便利です。
4 従来の2〜3倍の速さで工期短縮。
5 コラムを山積みのまま取り付けも可能。裏当金納入日までに取り付け。
6 初期投資なし。シャフトの片側にのみ使用でさらにコスト削減。
7 現場接合部にも利用できます。
※裏当金の精度によっては使用できない場合もあります。
※ロボット溶接の場合は開先付裏当金を使用し、開先面に組立溶接時する方法があります。
専用マグネットゲージ
各種ルート幅(仮位置決め幅)
5、6、7、8、9mm有り
(別売)
使用方法
@ ルート幅出し専用マグネットゲージを使用しインセッターを柱シャフトに溶接、数ヵ所に取り付けます。
A 裏当金をインセッターにさし込んで完了。裏当金をコラムに組立て溶接不要です。
(柱大組時、同時に組立て溶接します。)
詳細な使用方法